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体と健康の雑学

ビタミンDを摂取すると風邪を予防できるの?【体と健康の雑学】

毎年インフルエンザのシーズンが近づくと、ワクチン接種が呼びかけられ「うがい・手洗い」をきちんとすることが推奨されますね。

それでも、必ず日本のどこかでインフルエンザが流行しているというニュースを聞きます。

ワクチンは流行する型によっては効かないし、うがい・手洗いもウイルス撃退には絶対的でないと分かっています。

むしろ大切なことは、一人ひとりがインフルエンザや風邪のウイルスをしっかり撃退する免疫力を身につけることです。

 

そうはいっても、忙しい現代人は疲労や睡眠不足、食生活のかたよりなどによって、免疫バランスが崩れがちで、簡単にインフルエンザや風邪にかかってしまうことが多いですよね。

そんな中で免疫バランスを整える重要成分として注目されているのが「ビタミンD」です。

 

いうまでもなく、ビタミンは健康を維持する上で欠かせない栄養素です。

ビタミンは基本的に体の中で作られることはなく、多くは食べ物で摂取するしかありません。

しかしビタミンDだけは例外で、人間の体内で生成できます。

ただし、紫外線を浴びることが必須です。

 

アメリカのある研究では、1年のうちで日照時間がもっとも長くなる8月に血液中のビタミンD濃度の値がもっとも高くなり、日照時間が一番短くなる2月にビタミンD濃度がもっとも低くなることがわかりました。

日光によりビタミンDの恩恵を受けているということを顕著に示す例です。

そして、この2月にインフルエンザ発症率がもっとも高くなっていたのでした。

 

ビタミンDはインフルエンザや風邪の予防に役立つだけではありません。

心筋梗塞や大腸がん、ぜんそくやアトピーなど、さまざまな疾患とビタミンDがどんな関係があるのかを調べる研究が、世界中で行われています。

そして、いろいろな病気を予防する上で重要な働きをしているらしいことが分かってきました。

ビタミンDは全身に行き渡って、全身の機能を健全に働かせるポイントになっているそうです。

 

とくに現代人に注目していただきたいのは、「ビタミンDはダイエットに役立つ」かもしれないということです。

 

アメリカで、「ビタミンDの血中濃度が正常な人は、低い人に比べてメタボリック症候群が半分以下の45パーセントである」という研究報告がありました。

ビタミンDは免疫バランスを整えるとともに筋力を強化する作用もあることから、代謝も上がって脂肪が燃えやすいということで、太りにくくする効果にも結びつくようです。

 

しかし、現代の日本人の過半数がビタミンD不足であることが分かっています。

色白ブームなどによる紫外線を避けるケアが過度に広がったり、屋外で過ごす時間が少ないライフスタイルが進んだことなどが影響しているそうです。

とくに男性よりも女性に、ビタミンD不足が目立っています。

一人ひとりを見ても、年齢を問わず血中のビタミンD濃度は年々低下しているともいわれています。

ビタミンDの不足が、インフルエンザなどの感染症をはじめ、骨粗しょう症や生活習慣病とも深く関わっている可能性が考えられます。

 

ビタミンDを生成するために、長時間全身に強い日差しを当てる必要はありません。

1日数十分から1時間くらい、手のひらに日光を受けるだけでいいです。

 

あるいは、食べ物から摂取することもできます。

イワシやサケ、サンマ、サバなど脂肪分の多い魚や魚卵、きのこ類、卵類には、ビタミンDが豊富に含まれています。

一方、肉類や野菜、穀類にはほとんど含まれていません。

ビタミンDは熱に強いため、加熱調理をしても、ほとんど分解されません。

しかも、缶詰や加工食品でも栄養価がほとんど変わらないので、ツナ缶やさばの缶詰からでも手軽に摂取できます。

私たちは健康のためにも、ビタミンDの効果的な摂取をもっと心がけるべきではないでしょうか。

インフルエンザ
インフルエンザウイルスに感染して発症する病気。38度以上の発熱とともに、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られる。子供の場合、まれに急性脳症を起こし、高齢者や免疫力の低下している人は肺炎を伴うなど重症化することもある。

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