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歴史の雑学

健康オタクだった徳川家康が自ら調合していた薬とは?【歴史の雑学】

江戸幕府初代将軍の徳川家康は享年74。

織田信長が「人間五十年」と謡っていた時代ですから、たいへん長生きだったといえます。

同時代に活躍した武田信玄や上杉謙信、前田利家ら多くのライバルたちは50歳代から60歳代で死亡しました。

さらに家康は16人もの子供をつくったといわれています。

これらの要素が300年に及ぶ徳川時代を築く礎になったことは間違いないでしょう。

 

家康は”元祖健康オタク”ともいえる人物だったようです。

医薬品に強い興味を持ち、中国の薬学書などを読んで薬を自分で調合し、服用しています。

なかでも「八味地黄丸」という漢方を好んでいました。

八味地黄丸は生殖能力にも関係している「腎」のパワーを補強する役割を持った薬。

もともとの腎のパワーは生まれたときに両親から受け継いだものですが、年を取るとそれがだんだん衰えて「腎虚」という状態に陥ります。

 

現在も「腎虚」に対するアンチエイジング(抗加齢)の妙薬として八味地黄丸を利用する中高年は多いのです。

 

もちろん家康は食事にも気を使いました。

漢方で「山薬」とも呼ばれ、腎のパワーを強くするヤマイモがことのほか好きだったらしいのです。

そのため、麦飯にすりおろしたヤマイモをかけた「麦とろ」がよく食卓に上がりました。

また、庶民には肉食を禁じながら、自らは「薬食い」と称して、牛肉の味噌漬けを食べていました。

 

さらに、家康は年を取っても水泳やタカ狩りに熱心に取り組むなど、運動も欠かすことはありませんでした。

日本で初めてダイエット療法に取り組んだ人物も家康といわれています。

 

八味地黄丸

体を温める8種類の生薬で構成される漢方薬。

具体的には

  1. 地黄(じおう)
  2. 山茱萸(さんしゅゆ)
  3. 山薬(さんやく)
  4. 沢瀉(たくしゃ)
  5. 茯苓(ぶくりょう)
  6. 牡丹皮(ぼたんぴ)
  7. 桂皮(けいひ)
  8. 附子(ぶし)

の8種類。

肝機能の衰えによる、疲れ、多尿、頻尿、四肢の冷え、膀胱炎、腎炎、高血圧症、糖尿病などの症状改善に効果があるとされている。

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