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体と健康の雑学

なぜ満腹になると眠くなるの?【体と健康の雑学】

昼食をすませて「さあ午後の仕事だ」という段になって、眠くて仕方なくなったりします。

こうした食後の眠気には「オレキシン」という脳内ホルモンがかかわっているといわれています。

 

このホルモンは人間の食欲を刺激して、食べ物を得るための積極的な行動をもたらす働きがあります。

オレキシンには強い覚醒作用があり、お腹がすいている時はこのホルモンのおかげで眠気も感じません。

ところが満腹になって食べ物を得るための行動が必要なくなれば、オレキシンが分泌されなくなるので眠気が現れるというわけです。

 

このように食後の眠気は誰でもある程度は起こりうることですが、それが度を越して、目も開けていられないほどになる場合は、体の危険信号かもしれません。

 

食後は体へエネルギーを補給するため、たいていの人は血糖値が上がります。

そして、それが上がり過ぎないようにするため、糖質を脂肪に変えて細胞内に取り込む「インシュリン」というホルモンが膵臓から分泌されます。

 

このとき、インシュリンの分泌量が多すぎれば、血糖値が急激に下がるため、脳に必要なエネルギーが不足して眠気を催します。

他にもめまいや頭痛、ひどい疲労感、甘いものが欲しくて仕方なくなる、のどが渇く、失神、片頭痛、手足の冷えといったさまざまな症状を引き起こします。

イライラや感情の欠如、神経過敏などの精神的症状も現れます。

 

逆にインシュリンが少ないと血中から糖質が取り込めないので、高血糖の状態になってしまいます。

糖尿病の疑いも出てきます。

血糖値が上昇している間はだるさや眠気が起こり、これが進行すると動脈公開と移行して、脳心血管系のさまざまな病気に結びつきます。

 

このように食後の異常な眠気の原因として、インシュリンの過多や不足が考えられます。

いずれにしても、食後にやってくる異常なまでの眠気は、体の危険信号ということです。

 

インシュリンの分泌量が乱れる原因は、膵臓に負担がかかりすぎているためということが考えられ、過度な糖分の摂取の影響によるものと考えられています。


[surfing_su_box_ex title="オレキシン"]1998年に日本人が発見した食欲と睡眠に関与する脳内ホルモン。 オレキシン分泌が活発になると覚醒中枢を刺激し、目がさえ、闘争心が燃え、やる気が出てくる。 その働きを抑制することで安眠をもたらする新しい睡眠導入薬も開発された。 [/surfing_su_box_ex]


[surfing_su_box_ex title="血糖値"]血液内のブドウ糖の濃度。 健常者の空腹時血糖値はおおよそ80~100ミリグラム/デシリットル程度で、食後はやや高くなる。 血糖値を下げるインシュリン、血糖値を上げるグルカゴンなどのホルモンにより、非常に狭い範囲にコントロールされている。 糖尿病は、こうしたホルモン分泌の異常などから慢性的に血糖値が高くなる病気。 [/surfing_su_box_ex]

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