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スポーツの雑学

五輪メダリストでノーベル賞を受賞した人物【スポーツの雑学】

オリンピックのメダリストがスポーツ界最大の栄誉なら、ノーベル賞受賞者は学術界最大の栄誉です。

この両方の栄誉を手に入れた男がいることをご存じでしょうか。

その男とはイギリス人のフィリップ・ノエル・ベーカーです。

 

ベーカーは第5回ストックホルム大会(1912年・スウェーデン)と第7回アントワープ大会(1920年・ベルギー)、第8回パリ大会(1920年・フランス)の3回のオリンピックに出場しています。

アントワープ大会では、監督兼選手として出場し、陸上1500メートルで銀メダルを獲得しました。

 

ちなみにアントワープ大会で 2回目のオリンピック参加となった日本は、初のメダルをテニスの熊谷一弥が獲得しています。

 

ベーカーはケンブリッジ、ミュンヘン、パリなどの大学で学び、卒業後は第一次世界大戦に従軍。

その後パリ講和会議、国際連盟の発足に奔走し、連盟の事務局勤めをすることになりました。

つまりベーカーは国際連盟職員という肩書でオリンピックに出場したのです。

 

その後ベーカーは政界に身を投じ、第二次世界大戦から戦後にかけてイギリス政府の官僚を歴任しました。

国際連盟発足からベーカーが注力したことは、一貫して「軍縮」でした。

その業績が評価され、1959年にノーベル平和賞を授与されました。

こうしてベーカーは、今日までオリンピックのメダルとノーベル賞を受賞した唯一の人物となっています。

ベーカーはその後、核廃絶平和運動に携わり、1977年には男爵の爵位を授与されました。

「文武両道」を極めるといいますが、ベーカーはその言葉にふさわしい偉業を成し遂げたのです。


[surfing_su_box_ex title="フィリップ・ノエル・ベーカー"](Philip John Noel Baker)(1889年~1982年)イギリスの政治家、外交官、陸上選手。1920年開催のアントワープオリンピック陸上男子1500メートルの銀メダリスト、1959年のノーベル平和賞受賞者。授与理由は「生涯を通じた国際平和と国際協力への熱心な活動に対して」である。[/surfing_su_box_ex]

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