科学の雑学

メスの魚だけをつくる養殖技術がある

ニワトリはタマゴを産ませるのが目的で飼っているのだから、メスばかり飼われて当然なのですが、将来は養殖の魚もメスばかりになってしまうかもしれません。

魚も、メスのほうが利用価値が大きいのだそうです。

成長が早かったり大型になったりするし、カレイのように子持ちの方が珍重されるものもあります、

メスばかり集めて飼うのだったら、ニワトリと同じですが、魚の場合、バイオの技術で、全てをメスにしてしまおうという方法が取られます。

これには、ホルモンを用いる方法と、タマゴだけからメスの魚をつくる二つの方法があります。

ホルモンを用いるなら、ただオスにメスのホルモンを与えてメスにするだけだと思うでしょう。

しかし、そんな生やさしいものじゃないのです。

まず、メスの稚魚にオスのホルモンを与えます。

こうすると、メスがオスに変わってしまいますが性染色体はメスのまま。

このオスとメスを交配させても、遺伝的にはメス同士にかけ合わせですから、生まれてくる子どもは全部メスになります。

タマゴだけから魚をつくる方法は、まずガンマ線や紫外線で精子の染色体をすべて殺してからタマゴに受精させ、染色体を2倍に増やすのです。

タマゴの染色体を2倍にしたのですから、生まれてくる子どもは全部メスになります。

現代はもはや、魚を”つる”時代ではなく”つくる”時代なのかもしれません。

養殖でこんなすごいことが行われているのです。

でも、何でこんなにまでして大きくした魚を食べなけりゃならないのかという気もします。

そのうち、オスの魚は天然ものでしか食べられなくなってしまうかも・・・。

\この雑学はいかがでしたか?/

モリシゲ

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